認知症は、アルツハイマー型認知症や脳血管性認知症、若年性認知症などその原因や症状により、病名が違います。
日本ではアルツハイマー型認知症と診断される方が一番多いです。2番目に多いのがレビー小体型認知症です。
今回は、レビー小体型認知症について深堀してお伝えします。
レビー小体型認知症とは、
脳にある神経細胞の異常によって実際にされる、認知症の一種です。脳にある神経細胞には、物質の伝達を司る「神経伝達物質」という物質が存在します。この異常により、認知症の症状や、幻覚や錯覚などの精神症状が現れます。この病気は、高齢者に多く発症しますが、比較的若い年齢で発症する場合もあります。
症状としては、記憶力の低下や言葉の理解力の低下、物忘れ、日常生活の進行が困難になるなどがあります。また、体の動きが鈍くなることや、姿勢の低下、手足の震え、バランスの悪化なども見られる場合があります。
レビー小体型認知症の方は肺炎を引き起こしやすい
嚥下(食べ物を飲み込む)機能がおとろえ誤嚥性肺炎になりやすいという報告があります
レビー小体型認知症は、食事に対する認識が低下する場合があります。嚥下(食べ物を飲み込む)機能が低下し、食物や液体が急激に気管や肺に侵入するため、誤嚥性肺炎になりやすくなる可能性があります。
そのため、食事をする際には、家族や介護者などが適切な介助を行い、安全な食事を提供する必要があります。方法、食事の時間帯などを調整し、誤嚥性肺炎を予防するための対策を遵守することが重要です。
正しい食事の姿勢としては、以下のようなポイントがあります
まわりの方は、以下のことに注意して、レビー小体型認知症の方が誤嚥性肺炎にならないように注視するようにしましょう。
- 背筋を伸ばし、腰を立てた姿勢を重なる
- 頭を少し上げ、口が開きやすい状態を作る
- 口腔内に食物を含んだ状態で、ゆっくりと噛み砕く
- 飲み物は小口で、ゆっくりと飲む
このように正しい姿勢で食べることにより、食物や液体がランダムで気管や肺に入る事を予防することができます。また、正しい姿勢で食べることで、消化器官の働きも良くなり、健康にもなります。良い影響を与えることができます。
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