私は、ファイナンシャルプランナーで、老人ホーム探しの支援を行っています。
これまでに5000組を超える方々に、入居先のご紹介をしたり、ご案内をしてきました。先月は4件、今月も既に2件の入居のお手伝いをしました。
今回は最近の入居支援活動について、ご紹介します
2020年の初頭、国内で新型コロナが流行し始め、介護施設のあちらこちらで新型コロナのクラスターが発生し、命を落とす悲しいニュースが流れました
冬場、介護施設にインフルエンザウイルスを持ち込まないように、手指の消毒やマスクの着用は決して珍しくなかったのですが、危険な新型コロナの感染がニュースになるようになり、ほとんどの施設では施設見学や高齢者との直接面談に、かなり厳しい規制がかかるようになりました。
このようなコロナ禍でも、在宅介護に限界を感じ、待ったなしの方は、後をたちません。私のもとには、多くの相談が寄せられています。
相談事例を個人情報を伏せて紹介します。
相談は、海外に住む方から、このような相談内容でした。
①80代の父親を母親と妹の2人で在宅介護しているが、母親の体調が思わしくなく、母親の手によるに介護がむずかしくなってきた。
②妹も一緒に介護を手伝っていたが、母親の体調悪化に伴い、妹の手による介護の負担が急増し、精神的に不安定な状態になってきた。
③父親の体調にも変化が現れ始め、デイサービスに通えなくなってしまった。
④現在の住まいを売却して、老人ホームに入居しようと考えたが、売却するにしても借金が残りどうしてよいかわからない。
⑤父親の介護度は要介護1のため、安価な特養に入居するのは無理だとおもう
⑥両親が離婚する形をとり、生活保護を受けるという話しも聞いたことがあるが、どうしたらよいのか
ざっくりと、このようなご相談でした。
はじめてのご相談は、メールだったのですが、リモートで詳しくお話を伺うと、待ったなしの非常に危険な状態でしたので、すぐにサポート契約を取りかわさせていただき、支援に動きはじめました。
まずはじめに心配したのは、妹さんの精神状態でした。在宅介護で多くの方が追い詰められてしまうのは、肉体的な介護疲れと、精神的な介護疲れです。
今すぐにでも、手を打たないと「悲しい事件や悲惨な事故」が起こりかねないと感じましたので、行政の手を借りることにしました。
一時的にでも、シェルターのような場所に避難できれば、ニュースになるような事故や事件は避けられる可能性があります。私がプロとして、力になってあげられるとしたら、最短のルートでよりベターな方法を提案して、スピーディーに後方支援する事です。
私も実父と、妻の両親、計3人の自宅介護の経験があります。このときに、介護疲れを経験したので、困っている方の気持ちがわかっているつもりです。3人とも既に他界して、今ではとても良い思い出になっていますが、あの時は夜も眠れず「不眠症」になってしまいました。
お父様は一時的に施設にお世話になることになりました。
またお父様は、区分変更となり介護度が3以上の、特養に入居できる条件が整ったので、特養の申し込みをすませたと、連絡を頂きました。妹さんの精神状態も、安定し始めているとのことです。
まだ、全ての問題が解決しているとは言えませんが、危険な状態は乗り越えられたと、ご相談者から連絡を頂き、ホッとしています。
私は、自分自身の在宅介護の経験と、ファイナンシャルプランナーの経験を活かして、困っている方のお役に立ちたいと思っています。
「助けて」って、声をあげることは決して恥ずかしいことではありません。
いろいろな人を巻き込んで、大騒ぎすることが、私の役目だと思っています。
完ぺきとは言えませんが、困っている人のための制度があります
そして、手を差し伸べて助けてくれる人もいます。
もし「あなたもどうしたらよいか、わからない」「助けてほしい」と思っているのなら、きっと、お役にたてることがあると思いますので声をかけてください。
無料相談をどうぞご利用ください → https://e8yes.com/contact