高齢者が冬場に入浴中に無くなってしまう死亡事故の件数は、交通事故で死亡する人数より多いのですが、どのくらい多いかご存知ですか?
令和2年、厚労省の発表によると
交通事故で亡くなった方の人数は、2,199人
高齢者が入浴中に死亡した人数は、4,724人
ビックリしたことに、約2倍の高齢者が、風呂の中で亡くなっっているのです。
事故が起こりやすい時期は「冬の時期」
原因の多くは「ヒートショック」です
「ヒートショック」とは、暖房のきいた温かいお部屋から、寒い脱衣所で裸になり、そのまま寒い浴室に入ると、急激に気温が変化するため、身体の熱を逃がさないように、血管が急激にせまくなり血圧が一気にあがります。そして、あたたかな湯船につかると、今度は、せまくなっっていた血管が拡がりはじめ、血圧が急激に下がってしまいます。
脳に酸素が行きわたらなくなると、浴槽の中で貧血状態になり、頭がふらふらしたり、意識を無くしてしまい、そのまま溺れてしまう危険な状態になることです。
政府発表のお役立ち動画がありましたのでシェアします
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