パーキンソン病と戦う婦人



今日、パーキンソン病で苦しむご婦人とお会いしました。
お話をお聞きすると、この1年間で急速に病が進んだとのこと。

1年前には、近所のリハビリ施設で身体リハビリに励んでいたそうなのですが、
最近は、急にからだが動かなくなって精神的にも病んでいるとのことでした。

たしかに声にも張りがなく、力強い生命力は感じられませんでした。
毎日毎日落ち込むのだそうです。


そんな奥さんと一緒に生活している旦那さんは・・・

奥さんを援助しようと思う気持ちはもちろんあるのですが、毎日毎日弱気な奥さんを見ていると「いい加減にしろ!」という気持ちもおきてくるようです。

今まで何の不自由も感じなかった方が、急にからだが思うように動かなくなるのですから、その現実を受け止めるのには、もちろん時間がかかることでしょう。
頭で考えている自分の動きが、日に日にできなくなるのですから
それはつらいと思います。

私は職業上、いろいろなご高齢の方々とお会いする機会があるのですが
病気に負けてしまっている方と、病気に負けまいとしている方の2通りの方々がいることに気づきます。
どのような重い病気であっても、負けまいとしておられる方は美しく見えます。
当然ですが、病気に負けまいと賢明に戦っている方は「明るい」です


私の尊敬する方は、このように教えてくれました。
「病気になることが、不幸なのではない。
(もちろん病気になることが、幸せとはいえないが)
もっとも不幸なことは病気に負けてしまう気持ち。
その気持ちが不幸なのである。」と


介護者を抱える家族の皆さん。
毎日の介助、本当にお疲れさまです!

今日のご婦人にも人間として命ある限り、生を閉じるその瞬間まで
力強く生きていただきたい。と、思いますし自分自身も、そうありたいと感じました




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